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| ベトナム・タイの投資環境と日系企業の動向 |
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| 目次 |
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1.1 中期的(今後3年程度)に事業展開が有望な国 |
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順位
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05年度調査
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483社
|
04年度調査
|
497社
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1
|
中国
|
397
|
中国
|
453
|
|
2
|
インド
|
174
|
タイ
|
151
|
|
3
|
タイ
|
149
|
インド
|
117
|
|
4
|
ベトナム
|
131
|
ベトナム
|
110
|
|
5
|
米国
|
96
|
米国
|
100
|
|
6
|
ロシア
|
62
|
ロシア
|
49
|
|
7
|
韓国
|
52
|
インドネシア
|
48
|
|
8
|
インドネシア
|
45
|
韓国
|
44
|
|
9
|
ブラジル
|
36
|
台湾
|
41
|
|
10
|
台湾
|
32
|
マレーシア
|
28
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注:回答企業は中期的(今後3年程度)に有望な事業展開先国・地域名を第1位から第5位まで記述。その合計で順位。
(出所)わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告(2005年度)国際協力銀行開発金融研究所
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中国:
@市場の成長性
A安価な労働力
B組立メーカーの供給拠点 |
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インド:
@市場の成長性
A安価な労働力
B優秀な人材 |
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タイ:
@安価な労働力
A市場の成長性
B政治・社会情勢が安定 |
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ベトナム:
@安価な労働力
A他国リスク分散の受け皿
B優秀な人材 |
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1.2 アセアン地域を貫く幹線道路「東西経済回廊」 |
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| ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを横断する全長1450kmの道路整備プロジェクト |
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スタート地点:
ベトナム・ダナン市 ハイヴァン峠 |
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(出所) JETRO投資関連コスト比較調査(2004年11月、ただし中国は2003年11月) |
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2.1 賃金コスト等の比較 |
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国名
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タイ
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ベトナム
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中国
|
インド
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都市
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バンコク
|
ハノイ
|
ダナン
|
ホーチミン
|
上海
|
深セン
|
ニューデリー
|
バンガロール
|
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人口(万人)
|
6,396
|
8,207
|
129,227
|
107,300
|
|
1人当たりGDP(2004)
|
2,521
|
550
|
1,269
|
645
|
|
ワーカー賃金
|
179
|
78〜143
|
45〜50
|
122〜135
|
109〜218
|
86〜335
|
124〜146
|
134〜166
|
|
エンジニア賃金
|
400
|
182〜327
|
100
|
291〜329
|
269〜601
|
179〜494
|
250〜408
|
387〜424
|
|
中間管理職賃金
|
579
|
427〜613
|
400
|
770〜899
|
567〜1,574
|
408〜1,193
|
845〜1,302
|
825〜1,020
|
|
法定最低賃金
|
4.21
(日額)
|
39.83
(月額)
|
35
(月額)
|
39.83
(月額)
|
68.87
(月額)
|
56.18〜72.49
|
61.84
(月額)
|
45.14
(月額)
|
|
社会保障負担率
@雇用者保険
A被雇用者保険
|
@5%A5%
|
@17%
A 6%
|
@8%
|
@12%
A12%
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(出所) JETRO投資関連コスト比較調査(2004年11月、ただし中国は2003年11月 |
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3.1 日本の対ベトナム投資の推移(新規投資) |
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| (出所)JETROハノイセンター資料 |
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3.2 ベトナム投資の優位性 |
- 地政学的な優位性
中国の南の隣国(中国への加工貿易の基地)
中国とアセアンの中間に位置(中国・タイに次ぐアジア第三の拠点)
- 政治・社会・治安の安定(宗教・民族の対立なし)
- 8,200万人市場の潜在成長率
(@経済成長率7%前後 A25才以下が50%以上) ⇒2050年には1億2千万人市場に
- 日越共同イニシアティブ(2003年4月)⇒44項目の行動計画を採択 (2003年11月)⇒現在、86%が「実施済み」又は「計画どおり進展」
- 低廉で質の高い労働力
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3.3 工業区の種別と法人税優遇措置 |
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区分
|
定義
|
北部
|
中部
|
南部
|
計
|
|
工業区
(IZ)
|
工業製品の製造に特化する企業及び工業製品製造の支援サービスを提供する事業のみを誘致
|
17
|
14
|
45
|
76
|
|
輸出加工区
(EPZ)
|
輸出品の製造に特化する輸出加工企業及び輸出品製造・輸出活動の支援サービスを提供すR事業
|
1
|
0
|
4
|
5
|
|
ハイテク区
(HTZ)
|
高度技術、発展に寄与するサービス業、研究、訓練などの科学技術の進歩に寄与する事業を誘致
|
1
|
0
|
1
|
2
|
|
計
|
-
|
19
|
14
|
50
|
83
|
|
| |
| |
優遇税率 |
減免期間
|
適用期間 |
| IZ立地サービス業 |
20% |
2年免除6年半減
|
10年間 |
EPZ立地サービス業
IZ立地製造業 |
15% |
3年免除7年半減 |
12年間 |
IZ・EPZインフラ事業
輸出加工企業 |
10% |
4年免除7年半減 |
15年間 |
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(出所) JETROハノイセンター資料 |
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3.4 主要な工業団地の概要 |
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| 地区 |
団地名 |
出資者 |
特徴 |
| 北部 |
住友タンロン工業団地 |
住友商事/
ベトナム |
進出企業46社(うち日系企業43社)、第3フェーズ75ヘクタールは2007年10月完成予定。キャノン、TOTO、ヤマハ、HOYA |
| 野村ハイフォン工業団地 |
野村證券/
ハイフォン市 |
進出企業46社(うち日系企業33社)、ハイフォンは第3の都市で、華南に近く、北部最大の貿易港。ヤザキ、豊田合成、ニチアス |
| ノイバイ工業団地 |
マレーシア企業/ベトナム |
進出企業26社(うち日系企業14社)、第3〜第5フェーズまで拡張計画あり、土地賃借2044年迄。住友金属、豊田通商、協栄製作所 |
| クアンミン工業団地 |
ベトナム |
進出企業115社(うち日系企業11社) 日本ペイント、マルミツ |
| 中部 |
ダナン工業団地 |
マレーシア
/ベトナム |
ダナン国際空港、港まで7km、市街地2km。土地リース代US25/u、2043年迄。日本ロジテム |
| ホアカイン工業団地 |
ベトナム |
第1フェーズ200ha、第2フェーズ400ha。マブチモーター、住友商事 |
| ホアカム工業団地 |
ベトナム |
306haを開発中。入居に適した業種 エレクトロニクス、農産物加工、建設資材、プラスチック・包装資材 |
| 南部 |
アマタ工業団地 |
伊藤忠/
ベトナム |
進出企業42社(うち日系企業16社) 花王、福山合成、平和商事 |
| ベトナム・シンガポール工業団地 |
シンガポール企業/ベトナム |
進出企業205社(うち日系企業44社)、第二団地造成中(第3フェーズまで)、土地リース代US28/u、日東電工、フジクラ、コニカ |
| タントゥアン輸出加工区 |
台湾企業/
ベトナム |
進出企業153社(うち日系企業50社)、繊維、衣料関係が多い。 |
| サイゴンハイテクパーク |
ベトナム |
ベトナム初のハイテク企業専用工業団地。日本電産10年間で5億j |
(出所)各工業団地パンフレットより作成 |
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3.5 日系企業の最近の動き |
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| 企業名 |
地域
|
内容 |
投資額 |
| 豊田紡績 |
北部/ハイフォン市 |
エアバック
|
3,000万USドル |
| 豊田合成 |
北部/ハイフォン市 |
エアバック
|
2,270万USドル |
| 住友電装 |
北部/ハイズォン省 |
ワイヤーハーネス |
1,670万USドル |
| サトー |
北部/ハノイ市 |
電子プリンタ |
1,170万USドル |
| NOK |
南部/ドンナイ省 |
オイルシール
|
3,980万USドル |
| 近藤紡績所 |
南部/ビンズォン省 |
繊維 |
2,800万USドル |
| UFJ銀行 |
南部/ホーチミン市
|
支店 |
1,500万USドル |
| 三洋電機 |
南部/ドンナイ省 |
デジタルカメラ |
3,300万USドル |
| キャノン |
北部/ハノイ市 |
(追加投資) |
1億USドル |
| TOTO |
北部/ハノイ市 |
(追加投資) |
5,200万USドル |
| ホンダ |
北部/ハノイ市 |
(追加投資) |
4,720万USドル |
| スズキ |
南部/ドンアイ省 |
(追加投資) |
2,680万USドル |
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(出所)JETRO貿易投資白書(2005年版) |
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3.6 ベトナム投資の成功パターンと課題 |
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●ベトナム投資の成功パターン
- 3点セット
@100%独資⇒合弁の場合、ベトナム経営者のマインド 中長期的経営に不向き
A輸出加工型⇒国営企業との競争がない
B工業団地での事業立地⇒ベトナムでは土地の収用が困難
●課題
- 裾野産業が未発達⇔現地部品調達が困難
- インフラの未整備(特に電力不足)
- 中間管理職や専門性の高い労働力の不足
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4.1 タイ経済政策の特徴 |
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T FTA戦略と輸出振興
中国、インド、豪州と合意済
米国、日本、中東、南米等と全方位拡大
U 選択と集中の産業政策
@自動車・部品
A食品
Bファッション
C観光
Dサービス(ヘルスケア等)を重点
↓
中国と非競合(ニッチ)
V メガプロジェクト(4年間 5兆円)
鉄道、道路網、都市交通機関の延長及び拡張整備
|


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4.2 タイFTA戦略と輸出振興 |
| |
|
メーカー
|
車名→アセアン域内輸出先
|
部品の集中生産
|
|
トヨタ
|
IMV「VIGO」、「ソルーナ・ヴィオス」→アセアン域内向け
INV「フォーチュナ」→インドネシア、フィリピン向け
|
車体部品、ディーゼルエンジン、ステアリング
|
|
ホンダ
|
「アコード」→インドネシア、フィリピン、マレーシア向け
「ジャズ」→フィリピン、マレーシア向け
「シティ」→インドネシア向け
|
プラスチック部品、プレス部品、メーター、シリンダーブロック
|
|
日産
|
「ティアナ」→インドネシア向け
|
プレス加工部品、カムシャフト、ポンプ
|
|
三菱
|
「ランサー」→インドネシア向け
|
エンジン、パワーステアリング
|
|
フォード
|
「レンジャー」インドネシア、フィリピン向け
|
-
|
|
BMW
|
「7シリーズ」 →アセアン域内向け
|
-
|
|
| |
|
年
|
2003
|
2004
|
2005
|
2006
|
2010
|
|
生産台数
|
750,512
|
930,000
|
1,140,000
|
1,340,000
|
1,800,000→2,000,000上方修正
|
|
| |
| (出所)新聞報道等により作成 |
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4.3 投資優遇措置と課題 |
| |
| 投資優遇措置 |
| |
対象県
|
優遇措置 |
| ゾーン1 |
6県(バンコク、サムットトプラカン、サムットサコン、パトムタニ、ノンタブリ、ナコンパトム) |
@税率10%以上の機械に対し、輸入税の50%減免 A3年間の法人所得税の免除 B原材料・資本財の輸入関税を1年間免除 |
| ゾーン2 |
12県(サムットソンクラーム、ラーチャブリ、プーケットなど) |
@上記に同じ A上記+5年まで延長 B上記に同じ |
| ゾーン3 |
その他58県 |
@機械輸入関税の免除 A8年間の法人所得税の免除 Bさらに5年間の法人所得税を50%減免 C原材料・資本財の輸入関税を5年間免除等 |
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| 課題 |
- 急激な投資拡大による人材不足
- 法制・税制等の運用透明化、円滑化
- 石油高騰に拠る貿易不均衡
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| (出所)タイ投資委員会資料 |
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5.1 インド投資の魅力と課題 |
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| 魅力 |


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- 成長する巨大な市場(四輪・二輪自動車産業の拡大)
- 英語能力の高い良質で豊富な労働力
- 高関税障壁による現地生産の優位性
- 割安な賃金
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| 課題 |
- 劣悪なインフラ(道路、電力、空港、港湾、鉄道)
- 労務問題(ハリヤナ州グルガオンで起きた労働争議)
- 複雑な税制(高い輸入関税、頻繁な税制変更)
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