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駐在員レポート
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SIR(静岡県国際交流協会)
シンガポールで楽しい交流会

【2001年8月】
                                            岩城徹雄駐在員
近況;シンガポール生活も2年目の半ばとなり、体重を気にしながらもおいしい食べ物を満喫しています。

美しい景色や珍しいものを観るなど海外旅行の楽しみはいろいろありますが、その国の人たちと仲良くなるというのも大きな楽しみの一つではないでしょうか。昨年、シンガポールを訪れた日本人観光客の数は約93万人あまりでインドネシアに次いで第2位、全体の12%を占めました。静岡県からも大勢の人がシンガポールを訪れますが、この国の人たちと交流を深め大いに楽しんでいる皆さんをご紹介します。

まずご紹介するのは、浜松シンガポール協会の皆さんです。シンガポールには、教育省語学センターという外国語を専門に教える国の機関があります。ここで日本語を勉強する中学生が毎年6月に10人くらいずつ、浜松を訪れて市内の中学校で授業を受けたりホームステイをしたりして、日本のことを勉強しています。浜松シンガポール協会の皆さんは、もう18年にもわたってこのシンガポールの中学生をホストファミリーとして受け入れており、受け入れた中学生は400人を超えています。浜松からも、毎年夏休みに何人もの中学生が、(財)国際青少年研修協会の交換プログラムでシンガポールを訪れ、ホームステイなどをとおしてシンガポールのことを学んでいます。
私が特にすばらしいと感じたのは、生徒同士の相互訪問だけでなく、3年に1度、浜松からホストファミリーの皆さんがシンガポールを訪れ、受け入れた生徒と再会しそのご家族とも交流を深められていることです。今年の3月に、5回目の訪問として浜松シンガポール協会の34人の皆さんがシンガポールを訪問され、再会交流会が開かれました。交流会には、駐シンガポール高野大使やシンガポール教育省幹部も出席するなど、大変にぎやかなパーティーとなり、また、帰国のフライトぎりぎりまでお互いの家族いっしょに観光をしたりショッピングに行ったりと、十分に交流を楽しまれたようです。6月には語学センターのチェン校長先生も中学生といっしょに浜松を訪れ、浜松の皆さんの歓迎が大変うれしかったとおっしゃっていました。これからも浜松シンガポール協会の皆さんの楽しみは続いていくことでしょう。

次は、静岡学園高校と浜松東高校の皆さんの学生交流です。シンガポールは東南アジアの中では治安や交通の便などが良いことに加えよく英語が使われることから、日本の高校や専門学校の修学旅行先に選ばれることが多いようで、街なかで制服姿の団体をよく見かけます。
静岡学園高校と浜松東高校では、修学旅行の機会を利用して、もう何年にもわたってシンガポールのナンヤン・ポリテクニークという技術系専門学校との学生交流会を実施しています。ナンヤン・ポリテクニークを訪問して、授業やクラブ活動で日本語を習っている学生との交流会が行われますが、もちろん学生自身が進行します。お互いの歌やダンスなどのアトラクションを披露し合うだけでなく、ゲームや学校施設案内など盛りだくさんで、最初はなかなか会話も進みませんがすぐにうちとけて、半日あまりの交流が終わって帰るときには別れを惜しんで涙ぐむ学生もいます。交流会の翌日にはグループに分かれてシンガポールの街を案内してもらったり、さらに帰国後もEメールでの文通が続くなど、国境を越えた交流を楽しんでいるようです。

会話が満足にできなくても、何かを伝えようとする気持ちさえあれば十分に心は伝わります。皆さんも海外へ行かれる折には、その国の人たちとの交流を楽しんでみてください。

  




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